やる気 VS 習慣

by Gareth, May 26, 2017

どうやって英語を勉強すれば良いんですか? 特に新しい生徒さんや、レベルチェック、体験レッスンのお客様に一番よく聞かれる質問です。良い質問なんですが答えるのが非常に難しい質問でもあります。なぜそんなに難しいかといえば、答えはシンプル。「十人十色」だからです。ある人に効果的な方法だからといって、それが他の人にも効果的だとは限りませんよね。語学学習の動機となるものは無数にありますから、その中で人それぞれの好みや、学習スタイル、目標があり、どのような学習方法が最も合うかが変わるのです。

とは言うものの、長年の教授経験から、この多彩なスペクトルの違いの中に語学学習の成功につながる、ある共通点があることに気づいたのです。次回のブログシリーズでは、英語だけでなくあなたが身につけたいどの言語の習得にも役立てていただける、これらの共通する特徴について述べていきたいと思います。ご紹介する内容を何年間もすでに実践していらっしゃる生徒の皆さんも多くいらっしゃると思います。長い教授経験の中でひとつずつこれらの共通点に気づかせて下さった、たくさんの生徒さんたちに感謝を表します。

学習ヒント1:学習を習慣づける

やる気、やる気。やる気は言語学習という素晴らしい旅路へとあなたを奮起させた重要な協力者であり、教室へと足を踏み入れさせてくれた仲間でもあります。でも気を付けないと! やる気は頼りない友だちで移り気で気まぐれな性格、ふとした弾みであなたを見捨ててしまいます。いざという時にはもっと信頼できる友だちが必要なのです。探すべきは、あなたの毎日の隅っこに座っているパッとしない小さいあいつ、習慣です。

現代の生活では欲求や責任や邪魔の連発に毎日苛まれます。重要な仕事の締め切りや海外や国内への出張、家族と時間を過ごしたいという欲求、お使いや家事、愛する人や友達との付き合い、車の修理...リストに終わりはなく、メールやライン、フェイスブック、インスタグラム、ワッツアップといった最近のコミュニケーションツールを投入して、その日一日をどう過ごしたかに思いをはせるのです。言語で上級者になるためには何年もかかるわけですが、その間ずっとモチベーションを高く保ち続けるためにはどうしたらよいのでしょうか。一言でいえば、普通はそんなことできない。そう、じゃあどうすればいいの、ギャレス?

習慣。一週間の流れの中に英語やフランス語の学習を取り入れている生徒さんは、上達速度や学習開始当初の動機となった目標達成という面でかなり高い確率で成功していることに気づきました。一度習慣づけてしまえば、やる気の影響もなくなります。歯を磨いて犬に餌をやり、食器を洗ってからメールをチェックして英語(またはフランス語、または日本語)を勉強する。夜にはその日が始まった時よりも少し賢くなって一日を終える。そしてそれをし続けるのです。

一日20分でも1時間でも、一日1ページの読書でも、一日1本のドラマ視聴でも良いのです。目標が何であったにせよ大変なのは習慣付け、しかし目標達成のためにあなたをつなぎとめる主な要因がやる気ではなくなるのですから、努力する価値はありますよね。The European Journal of Social Psychologyに掲載されている研究によれば、新しい習慣を作るには2か月以上かかるということです。語学を習得する時間に比べれば2か月なんて大海の一滴ですし、返ってくるものは大きいですよね。

さあ、皆さんも一日の中に学習を取り入れ、続けてみましょう。やがて、新しい学習習慣を作り上げるという努力へのご褒美は驚くほどのものになりますよ。数えきれないほどこの体験を目の当たりにしてきた私が保証します。

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